浪費家御曹司を正す清貧女子…「おカネの切れ目が恋のはじまり」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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三浦春馬のあのことが頭にちらつきますが、これはこれとして、彼の最後の連ドラとして見届けたいと思っています。




TBS  火曜22時
「おカネの切れ目が恋のはじまり」第1話

主演…松岡茉優
脚本…大島里美
演出…平野俊一




ヒロインが経理部というのは、多部未華子主演の「これは経費で落ちません」があったので、新鮮味はイマイチですが、




公私ともにおカネにキッチリしている清貧女子の玲子(松岡茉優)が、社長(草刈正雄)の息子でひどい浪費家の慶太(三浦春馬)におカネのありがたみを教えることになる…という設定は二人の対比がしっかりできていて面白いですね。





松岡茉優も三浦春馬もキッチリと役作りをしていて、それぞれに魅力的ではありました。





ただ、初回は15分拡大で前半とかは間延びしているところもあり、後半になってからようやくテンポが出始めました。




ラストの玲子が実はクリス(三浦翔平)に貢いでいるほころびを見せて、俄然面白みが増しました。




北村匠海が演じる営業部のエース板垣も、作品の良いアクセントになってますね。




清貧の玲子と違い、貧乏で苦しんでいておカネに憎しみさえ抱いている板垣との対比も、作品に厚みを加えました。




玲子が行きつけの蕎麦屋に誘い食べるシーンは良かったです。





松岡茉優はちょっとクセのある役をやる方が輝く女優さんで、変り者の玲子は適役です。





三浦春馬はダメ男でも憎めない素直なお坊っちゃまっぷり、婿養子の父親に認められてない寂しさとかをチラッと見せるナイーブさがこの人ならではです。




たった4話で終わってしまうのが残念な気がします。





今回の評価は…