福士蒼汰の怖い眼が活きるダーティーヒーロー…「DIVER」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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福士蒼汰というと私めの中で強烈なイメージで記憶に残っているのが、広末涼子と共演した「スターマン この星の恋」




その中で福士蒼汰は実は宇宙人という青年を演じていました。
この人の眼はよく見ると独特の眼をしていて、その時も実は人間ではないという無気味さを漂わせていたのです。




いつかこの人にサイコパスのような凶悪犯の役とか演じて欲しいなとその時思いました。





このドラマで福士蒼汰が演じるのは、凶悪犯ではありませんが、警察に潜入捜査のために雇われていて、ワルいヤツは抹殺してもかまわないという、かなりヤバイヤツを演じています。





フジテレビ  火曜21時
「DIVER  特殊潜入班」第1話

主演…福士蒼汰
脚本…宇田学
演出…宝来忠昭




主人公は潜入捜査している設定と知ってはいましたが、ドラマの冒頭は潜入捜査を始める前なのか、なってからなのか、説明もなくドラマは進行していきました。




そこが分かりづらくて、戸惑いはしました。
てっきり潜入捜査をやる前の話かと思ってましたが、





つめそうになった指を闇医者(片瀬那奈)に処置してもらうあたりから、あ~もう潜入捜査してるのかと分かりました。




潜入捜査は疑り深い相手からいかにバレないかが見どころで、




今回も特殊詐欺集団のボス(杉本哲太)は百戦練磨の疑り深い人間で、あの手この手で試されます。




福士蒼汰演じる黒沢は見事にその信用を得ていく…そのプロセスがスリリングかつ緊張感あって描かれました。




そして、黒沢が正体をあらわす時、冷ややかにボスを見据える眼が、ゾッとする怖さでした。




ボスは逮捕されても証拠不十分で釈放されるようにし、自分たちにわざわいが及ばぬよう裏社会に抹殺されました。





自ら手をくださなくても抹殺するという狡智な手法に黒沢の恐ろしさを感じました。





ボスから密かに巻き上げた金を、詐欺にあった老人たちに戻すのには、救われましたが…
なかなかひと筋縄ではいかないダーティーヒーローです。




福士蒼汰にはぜひ新境地をひらいて欲しいです。





今回の評価は…