全5話では評価しづらい…「DIVER」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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コロナ禍でこんなことにならなければ、本来このドラマが全何話だったのかは分かりません。




この枠は本来、春ドラマは「竜の道」、夏ドラマはオリンピックを挟んで「刑事由利麟太郎」とこの「DIVER」だったかもしれないので、元々短かったのかもしれないですが…




もっと長くやってくれないと評価しづらいですね。まだこれから良くなりそうというところで終わってしまうのは残念です。





フジテレビ  火曜21時
「DIVER~特殊潜入班~」第4話

主演…福士蒼汰
脚本…宇田学
演出…西片友樹




今回と次回の最終回で2話またぎのエピソードだけに、話は急に大きくなり国家を脅かすテロがらみというキナくさい話になりました。




爆破事件が起きると警視庁から遠藤警視監(小市慢太郎)が兵庫に乗り込んできて隠蔽を指示したりします。





この遠藤というのがかなり腹黒い感じ見え見えで、かつて黒沢(福士蒼汰)もからんでいたらしい潜入捜査がらみで、




阿久津(りょう)の願いも無視して、潜入捜査していた岡本(寺脇康文)を見捨てて死なせたようでした。





阿久津も黒沢もその件を根に持っているようで、逆に自分の負い目を知る阿久津を遠藤も疎ましく思い排除しようとしているようです。




黒沢らが潜入捜査している時に遠藤らの部下が踏み込み、黒沢は正体を明かせず逮捕されてしまいました。




厳しい取調べを受けても泰然自若、ふてぶてしく動じない黒沢。




このドラマ、惜しかったのは、初回の記事に書いたようにダーティーな面を見せる主人公で福士蒼汰の新境地を見せるチャンスでしたが…




そこをどぎつく見せるには連ドラには限界がありますし、他のレギュラー俳優たちの見せ場も作らねばならず、




佐根村(野村周平)とのバディも対比を際立たせ切れず最終章になだれこんでしまいました。





福士蒼汰の新たな可能性は感じたので、映画版などでもっと突っ込んでやらせてあげたいと思いました。




最終回の感想みたいになってしまいましたが、今回の評価は…




福士蒼汰の英語の発音の綺麗さに感心しました。