凄まじい演技力です。
初回、前回、今回と加速度的にまり(仲里依紗)の夫・繁樹(玉置玲央)の不倫相手、のり子を演じている森田望智の怪演がエスカレートしていて、
今回のまりとの直接バトルのシーンは実に見ごたえがありました。
もう、その憎々しさと言ったら…
TBS 金曜22時
「恋する母たち」第3話
主演…木村佳乃
脚本…大石静
演出…福田亮介
ホント、こののり子という不倫相手は次々とえげつないことをしてきて、
今回は情事の最中の会話を録音し、それをまりの携帯に送りつけてきます。
まりは帰宅早々に繁樹を問い詰め、のり子に直接会わせろと迫ります。
なんであんなことをしたんだと問いただす繁樹への、あざといのり子の言い訳もスゴいんですが、やはり圧巻は繁樹とまりがのり子のマンションに乗り込んで行っての直接バトル。
のり子はただのいたずらで何が悪いのか?と謝りもせず、かえってまりだって丸太郎(阿部サダヲ)と不倫してるじゃないですか?と切り返してきます。
まりは、丸太郎のアドバイス通りに子どもたちのことを思い浮かべ、ひたすら耐えるのをいいことに、
ズケズケと好き勝手なことを言うのり子のおぞましいほど醜い表情、それをシレッと演じる森田望智に凄みを感じました。
いろんな役ができる人なんでしょうが、今回のこの役が与えるインパクトは今後話題になりそうです。
家庭を大事にしたいから事務所を辞めてくれと言われてましたが、すぐまたヨリが戻りそうでのり子の今後が気になります。
優子(吉田羊)は京都出張で、赤坂(磯村勇斗)と同じホテルの部屋に泊まることになり、あっさり一線を越えてしまいます。
ま~そうなるわな…で、今後、家族にバレたらどうする?ってことですかね。
ヒロインの杏(木村佳乃)は記憶喪失になった夫の慎吾(渋川清彦)と与論島をガイドされた末に、離婚届に署名させ、それを役所へ。
離婚届が受理するなり、斉木(小泉孝太郎)が交際を申し込んできました。
唐突であまり盛り上がりは無し。
どうもまだ、ヒロインよりまりや優子の方が気になります。
今回の評価は…