タイトルの意味は朔也、陽斗兄弟のことでも…「天国と地獄」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「天国と地獄」というタイトルは、てっきり入れ替わった日高(髙橋一生)と望月(綾瀬はるか)のことを指しているとてっきり思い込んでいましたが、




今回見て、「たった15分」生まれる時間が違っただけで、あまりに違う人生を送ることになった日高陽斗と兄・朔也(迫田孝也)のことも指しているのだと気づきました?





TBS  日曜21時
「天国と地獄~サイコな2人~」第9話

主演…綾瀬はるか
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗、青山貴洋




歩道橋から転げ落ちて元に戻った日高と望月。
また元に戻ると、そもそものキャラに寄せて入れ替わったあと、いかに忠実に綾瀬はるかと髙橋一生が演じていたかが分かり、改めて感心しました。




陸(柄本佑)が電話で、望月がまた元に戻ったことをすぐ理解するのも面白かったし、




日高と望月がそれぞれ女性の大変さ、男性の大変さに共感できているのも、おかしかったです。自分の裸を見られてるので照れくさいでしょうし…。





しかし、事態はどんどん緊迫感を増していき、朔也は陸と逃げながら死期が迫っているし、




日高は朔也に会ってから逮捕されたいと、望月と朔也のもとに急ぎます。




更に、日高と望月はグルだと疑う河原(北村一輝)は、望月の中身が日高の時に隠蔽した証拠品を望月の部屋から見つけ出し、二人のあとを追います。




同じ奄美大島行のフェリーに乗った朔也、陸と、日高、望月。




朔也と日高が運命にもてあそばれるように、出会い、親しくなり、お互い兄弟と知り、片や殺人に走り、片やその現場を清掃し…




と、負のスパイラルにはまりこんでいくプロセスが明らかになりました。





誰も憎めない、切なく痛々しい話でしたね。
私めはどうも根は善良な朔也が、あんなにも酷い殺し方ができたのかが、イマイチ納得できない部分があります。




最終回ではまだまだ明かされてない何かがあるんでしょうね。




とても気になります。




そう言えばポンコツ八巻(溝端淳平)は、上官に望月と日高が入れ替わってたことを話すんですかね。




信じてもらえなそうですが…(笑)




今回の評価は…