悲しい結末じゃなくて良かった…「にじいろカルテ」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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適度に笑いあり、涙ありで、このドラマらしいハートウォーミングな終わり方でホッとしました。





テレビ朝日  木曜21時
「にじいろカルテ」

主演…高畑充希
脚本…岡田惠和
演出…深川栄洋




冒頭、何やら意味ありげに、新たに村の空き家にしゃべらない男(柄本時生)が引っ越してきましたが、ラストにそれが機能してなるほどなと思いました。




このドラマって伏線やネタフリと回収がきちんとしていて、それが最終回でも随所にありましたね。



なんてことなさそうな、みんなでのど自慢に出たら、診療所のトリオだけ合格だったって話も、
あんなに涙、涙のシーンに結びつくとは…




脚本、岡田惠和のベテランならではの熟練の技を感じました。





前回、自分だけハブにされているとすねた太陽(北村匠海)に、真空(高畑充希)が涙ながらに怒って、ずっと一緒でしょう…キスしたいくらい好きだよ…と言ったのを受けて、





今回は救急車の中で苦しそうな真空に向かい、逆に太陽が涙ながらに怒るのでした。




ここは泣けましたね。
まさに連ドラの妙味ですね。
積み重ねてきたエピソードにより3人の絆の深まりを見事に結実させました。




寝ている真空に両脇から朔(井浦新)と太陽がキスするシーンは名シーンでした。




真空が死んじゃった後に話が飛んだらイヤだなと思っていたら、快復し、引っ越してきた男が作った電動車椅子に乗り帰ってきました。





ホッとしました。
このドラマはある意味ファンタジーですからね。
望ましい終わり方でした。





コロナ禍でギスギスしたり、ストレスがたまる中で、人の心の優しさ、いたわりを描き癒されるドラマでした。




あ~、そうだ。医療ドラマ好きの朔が熱弁する、ドラマあるある面白かったですね。
暇だって言ったら忙しくなるとか、早く帰るからって言ったら帰ってこないとか、笑えました。




今回の評価は…