TBSの金曜22時枠で秀作を生み出してきた新井順子Pと塚原あゆ子Dのコンビ。
テレビドラマ界ではいまだに少ない女性のPDコンビが火曜22時枠で「中学聖日記」に次いで恋愛ドラマに挑むのがこの作品。脚本は「中学聖日記」と同じて、「恋はつづくよどこまでも」の金子ありさです。
TBS 火曜22時
「着飾る恋には理由があって」第1話
主演…川口春奈
脚本…金子ありさ
演出…塚原あゆ子
新井・塚原コンビなら単なるベタな恋愛ドラマでは終わらせないのでは…と、私めは期待して「中学聖日記」を見ましたが、ちょっとガッカリし記事もリタイアしました。
今度こそは…とまた期待して見たわけですが、こちらはまだ可能性を感じます。
主人公のくるみ(川口春奈)は若者に人気のインテリアメーカーの広報担当で、SNSでも10万人のフォロワーを持つインフルエンサー。
背伸びをして肩ひじはって生きている感じが、私めにはひしひしと伝わり、熱海沖の小島の初島出身で都会に憧れた少女の頑張りを感じました。
しかし、憧れていた葉山社長(向井理)は社長を解任され行方知れずに。
契約更新を忘れて住んでいるマンションからは出るはめに。
知人のフードスタイリストの香子(夏川結衣)の好意で表参道の高級マンションでルームシェアすることになりますが、香子の他にも3人の個性的な同居人がいて…という話。
くるみがどう変わっていくか興味がわいたのは、ラストに駿(横浜流星)の視点で、駿が声をかける前のくるみの行動をまた見せたシーンでした。
無理して生きているくるみがミニマリストの駿や、他の同居人たちにどう感化されるのか?
そこを見ていきたいなと思います。
できれば、夏川結衣にはずっと出ていてほしいんですがね。
あのサバサバした感じが私めは好きなんです。
向井理や横浜流星との胸キュンばかりになったらイヤだなと思いつつ、様子を見ます。
しかし、若い女性ウケしそうな要素を盛り込むだけ盛り込んだ感じでしたね。
その層の視聴率をとにかく欲しいという意欲を痛いほど感じました。
今回の評価は…