何となく方向性は見えてきたが…「恋はDeepに」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回のラストで何となく明かされたヒロイン海音(石原さとみ)の特異な設定。




海の中の住人が人間の姿になり、海の仲間たちを守るべく海洋学者として海洋リゾート開発を阻止しようとしている…らしいってこと。





それが分かったおかげで、海音が変人には見えず、不思議な言動が理解できるようになった分、今回はまだ良かったです。





日本テレビ  水曜22時
「恋はDeepに」第2話

主演…石原さとみ、綾野剛
脚本…徳尾浩司
演出…鈴木勇馬




海に悪影響を及ぼそうとしている人間と、人魚姫のような海の住人との許されない恋。
そんなおとぎ話のような話らしいこのドラマですが…




ラブコメでも甘ったるい胸キュンドラマでもなく、かなりビターなテイストの恋愛ドラマであることが、何となく今回で分かってきた気がします。





それはリゾート開発を進める倫太郎(綾野剛)の兄、光太郎(大谷亮平)との確執、二人の母の死が海にからんでいるらしいこと。




金儲けのためではなく、もっと重い意味があるらしいことが、ビターな感じを深めています。




今さらチャラチャラしたラブコメなんてやりたくないというオーラが綾野剛からビンビンと出ているので尚更です。




その分、倫太郎の弟、榮太郎(渡邊圭祐)と海音の同僚の藍花(今田美桜)との恋がとって付けたようにあったりして、あれもこれもと盛り込むので、まだこのドラマどうしたいのかが定まりきれてないようにしか見えません。




実は海の住人である海音の特異な設定をもっと活かせたら面白くなるのに…と残念です。




ありがちなエレベーターが止まるというパターンも、海音が深いところは大丈夫だけど、高いところはダメというところにユニークさを感じたので…。




今回の評価は…