頼もしくなっていく麟太郎青年…「小吉の女房2」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今回から麟太郎役が鈴木福くんから稲葉友に替わりました。
少年から青年になった感じで、将来勝海舟になる片鱗を見せ始めました。




NHK  BSプレミアム   金曜20時
「小吉の女房2」第4話

主演…沢口靖子
脚本…山本むつみ
演出…宇喜田尚



若い頃は喧嘩にあけくれた小吉(古田新太)の麟太郎への唯一の教えは剣術をしっかり学べということで、麟太郎は島田道場で稽古に励みます。





世は天保の改革で幕府の厳しい規制に庶民は疲弊。そんな世の中を麟太郎は憂います。





そんな時に小吉と旧知の仲の馬医の都甲(風間杜夫)が小吉を訪ねてきて、向学心の強い麟太郎は蘭学にも詳しい都甲から学ぶべく、




後日、都甲を訪ねてナポレオンに関する書物を 見せてもらい、低い身分から皇帝になったナポレオンについて教わります。




今回から登場の新キャラは、人を馬にやたらと例える変り者ですが、風間杜夫らしく軽妙洒脱、それでいて博学らしい雰囲気で魅力的です。





他にも今回、火消の頭、新門辰五郎(市川右團次)や、芸者、お民(大西礼芳)にも出会います。





辰五郎は小吉とかつて喧嘩もした仲らしく、浅草界隈では本所の勝といえば知らぬ者は無いそうです。かなり暴れ回ったんでしょうね(笑)




演じる右團次はさすが歌舞伎役者さんなので、江戸っ子の言葉がやたらと上手く、うますぎて浮いてました。




このドラマは随所に江戸を感じてよいんですが、京都でロケ撮影しているからか、今回なら赤坂溜池のシーンとか、背景に山が映りこんでいるのが気になります。
赤坂の近くに山なんてありませんからね。




麟太郎はお民に心惹かれたようで、そちらも気になります。
あと、相変わらず麟太郎の妹、お順が小吉をたしなめる時に亡きおばば様(江波杏子)そっくりの口調なのがツボです。




今回の評価は…