裁判は人生の分岐点…「イチケイのカラス」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、「入間ってる」とか「坂間ってる」とか言葉遊びの造語をよく使いますが、今回、入間(竹野内豊)が言い出したのは「Yってる」




Yとは分岐点のことでどちらにするか選択に悩むことを表現しているようです。




裁判で有罪になるか無罪になるかはまさに人生の分岐点。
それを決めなければならないことの責任感に入間はやり甲斐を感じているようです。




余談ながら竹野内豊で分岐点って言うと、「素敵な選TAXI」を連想してしまいますね。




フジテレビ  月曜21時
「イチケイのカラス」第5話

主演…竹野内豊
脚本…浜田秀哉
演出…並木道子



今回、入間に「Yってる」と言われてしまうのは書記官の石倉(新田真剣佑)




石倉が坂間(黒木華)を好きになる前に唯一好きだった同級生の恭子(生田絵梨花)が事件の容疑者に浮上してしまったからです。




バレエ団の主宰のトレーナー突き落とし事件と、オジさんの食い逃げ事件、同じ日に起きていても全く関係なさそうな事件が実はつながりがあって、入間が言い出して「併合審理」になるという流れにまず興味を引かれました。



珍しいことのようですが、「併合審理」ってものがあるんですね。




バレエ団主宰は自分一人がやったことと主張していますが、食い逃げオジさんは逃げる途中で主宰と恭子がいるのを見たと言ってるわけです。




どちらがウソをついているのか?
石倉は職務を全うするか、職務に反して愛する恭子をかばうかで悩みますが、証人として証言台に立ちます。



真相を明かすことが、ひいては恭子を救うことにもなる…入間が伝えたかった思い通りに石倉は決断し行動したのです。




恭子の回想シーンで、実は恭子も石倉を好きだったのに伝えずに卒業したと分かるシーンは切なかったですね。




毎回、入間の子どもっぼい言動に癒されますが、今回のラストのビリビリペンで坂間をびっくりさせ喜ぶのも、ほのぼのしました。





今回の評価は…