わが妻は今クールでは「リコカツ」と「大豆田とわ子と三人の元夫」の2本しか見ていませんから、すぐに見てしまいます。
(ま~それは当然ですけどね(笑))
この第4話を私めより先に観た妻は興奮気味に、「瑛太がどんどん良くなってるよ!」と私めにしきりに言ってくるのです。
遅まきながら第4話を観て私めは納得しました。
なるほど、妻はラストの瑛太の決めゼリフにやられたんだな…と。
TBS 金曜22時
「リコカツ」第4話
主演…北川景子
脚本…泉澤陽子
演出…韓哲
このドラマ、ラストに決めゼリフが必ずあるんですね。
第2話は紘一(永山瑛太)「だが、まだ君の夫だ」
第3話は咲(北川景子)「だって、私まだ、あなたの妻だから」
そして、今回は紘一の「君が傷つく姿をもう見たくない」
絶妙のタイミングで米津玄師の♪ずっと~ と主題歌がカットイン!
これは盛り上がりますよね。
前回も前々回もこのラストの決めゼリフに向けてエピソードがつむがれていく構成になっていて、今回は咲が別居中の母、美土里(三石琴乃)と父、武史(平田満)の関係修復を図るも、美土里は誕生パーティーで離婚を宣言してしまうという展開で、
家族がバラバラになる寂しさから涙を流す咲に、紘一は自分たちは離婚をやめようと言い出し、先述の決めゼリフになるのでした。
前半は咲の元カレ、青山(高橋光臣)の登場で、ジムで交わした会話の、あてつけで誰でも良かった夫とは自分のことだったのかと知り紘一は大ショック。
その落ちこみようがコミカルに描かれました。
美土里がまた無神経に紘一の傷口に塩をすりこむようなことを言うんですよね。
そんな美土里ですが、サプライズで花束を持って登場した武史に花束を突き返して離婚を言い渡しました。
武史の落ちこみようがスゴかったですね。
自業自得なのに…
好き勝手やってきた夫ほど、いざ反旗を翻されると弱いんですよね。
佐野史郎の病気による降板で平田満が今回から代役になりましたが、平田満が佐野史郎に寄せた演技をしていて急に代わった違和感を少なくしているのに感心しました。
美土里は乳がんのようですが、余命宣告でもされているんでしょうか?
紘一の母、薫(宮崎美子)と違い、割に好きなことはやってきたようには見えますが、何かやり残したことがあるんですかね。
あと、紘一を好きな一ノ瀬空尉(田辺桃子)が相変わらずイヤ~な感じですね。
つい、ムカッとしてしまいます。
咲が担当になった恋愛小説家の水無月(白洲迅)は厄介な感じで、今後いろいろややこしいことをしそうですね。
回を重ねて北川景子と永山瑛太のコンビネーションはますます息が合ってきました。
この先、二人にどんな災難が待ち受けているのか気になります。
今回の評価は…