老いた親と今さら埋められぬもの…「生きるとか死ぬとか父親とか」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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幼い頃に父と楽しく遊んだ記憶が無いトキコ(吉田羊)は東(田中みな実)にアドバイスされ、幼い頃には行けなかった動物園に父、哲也(國村隼)を連れていってエッセーのネタにしようと思い実行するのですが…





テレビ東京 金曜24時12分
「生きるとか死ぬとか父親とか」第5話

主演…吉田羊、國村隼
脚本…井土紀州
演出…菊地健雄




冒頭の悩み相談は、独身女性からの既婚の知人から親子仲良い写真とかSNSで送られると心がざわつくというもの。




トキコもそれには同感で、トキコの場合は父親と娘の仲良さそうな写真に心ざわつくと分かったようで、




それは父親との楽しい思い出が欠損しているからこその嫉妬がもたらすものだと気づいたのです。




お父さんと今から親子らしいことをしてもいいのでは?とアドバイスされ、トキコは哲也を誘って動物園へ。




待ち合わせたら哲也は家からタクシーで来たらしく、タクシー代が高いので払わされるトキコ。




老いた父親と動物園を回っても、楽しいことなどそうは無いというわびしさ。
エッセーのネタになりそうなことは何もありませんでした。




帰り道、哲也の旧知の人がやっているとんかつ屋へ。
そこで主人から、哲也は店に来るとしきりとトキコの話をしていたことを知り、父ゆずりのクセにも気がつきます。




今回も、國村隼演じる父親のマイペースぶりと、それにがっかりする吉田羊演じるトキコとの対比がよく描かれていました。




今回のサブタイトルは「嫉妬とか愛情とか」
最後に「絆とか」と足されました。




私めも夫婦に子どもはいません。
旧友から年賀状とかで親子写真が来たりすると、心ざわついたこともありました。




今はもうそんなこともなく、夫婦水入らずの時間を楽しんでいます。




息子ですから、老いた父親と親子らしいことを今さらしようとは思いません。
娘と父親とはだいぶ違いますね。




今回の評価は…