専業主夫は難しかったんだな…「生きるとか死ぬとか父親とか」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は父親の哲也(國村隼)が全く出てこない異例の回でした。





トキコ(吉田羊)と別れた元パートナー、タツヤ(岩崎う大)との話、そして悩み相談の相方、東アナ(田中みな実)の悩みの話でした。





テレビ東京 金曜24時12分

「生きるとか死ぬとか父親とか」第8話


主演…吉田羊、松重豊

脚本…井土紀州

演出…菊地健雄





トキコは半年前に別れたタツヤと会うことに。タツヤの母親が脳梗塞で倒れ介護するために郷里の金沢に帰るからということでした。





タツヤは優秀なエディターだったようですが、不況で仕事を失い、多忙なトキコに代わって家事を引き受け、結婚はしてないものの専業主夫のようにして、トキコを支えてきたようです。





しかし、トキコは忙しさのあまり、タツヤのホントの気持ちとは向き合わずに来てしまいました。





事実婚の専業主夫というタツヤの立場は周囲には理解されにくく、プレッシャーやら無職の不安やらでタツヤは結婚を提案したのに、トキコはそれを拒みました。





トキコはこのままで良いとしか思ってなかったわけですね。

別れて今さらながらにタツヤの真情を知るというのが皮肉でした。





お互いを理解しあうことの難しさをほろ苦く描いていました。

しかし、タツヤは後日、金沢から自分が携わったタウン誌を送ってきて、仕事のリハビリをしているってことでした。





タツヤが置いていった中華鍋で料理するトキコの姿がちょっと切なかったです。





また、東アナは恋人と結婚するにあたり、アナウンサーを辞めるべきか悩んでいました。






新人アナが挨拶に来ましたが、次々に若い後輩が入ってきて、自分は用無しになる不安にもかられていました。

田中みな実って自然に演技しますね。





トキコは東の仕事ぶりを褒め、恋愛のために仕事を否定しないよう諭します。





今回のサブタイトルは「キャリアとか恋人とか」

そこに「後悔とか」がラストに加わりました。





後悔しないようどうすべきか?

それはとても難しいことですね。






今回の評価は…