マクベスが解散と決まり、新たに踏み出して行こうとするそれぞれの姿が描かれましたが、
圧巻はこれまでずっと移動やホテル代わりに使ってきた瞬太(神木隆之介)の車を売ることになり、メンバー3人で思い出を語りながら洗うシーンでした。
日本テレビ 土曜22時
「コントが始まる」第7話
主演…菅田将暉
脚本…金子茂樹
演出…猪股隆一
実家を継ぐ潤平(仲野太賀)や、居酒屋を手伝う瞬太(神木隆之介)と違い、マクベスをやめたら何をしていけばよいか分からない春斗(菅田将暉)
そんな春斗の背中を押そうと、里穂子(有村架純)はバイト生活をやめ、会社に勤めるべく就活を始めます。
今まで仲良しであることは描かれていた瞬太とつむぎ(古川琴音)でしたが、つむぎの新居のソファー選びからの、ゲーセンの成績ランキングを使ったタテ読みメッセージと、つむぎからの返信逆読みメッセージで、グッと距離が縮まりました。
マクベス最後の地方ライブも終わり、用無しになった瞬太の車は、先輩芸人が働く中古車屋に売ることに。
最後は自分たちで洗おうと洗車しながら、車にまつわるエピソードを語り合います。
楽しげに話していたら急に春斗がこみあげてこう言います。
「マクベスの全部が詰まってるんだぞ…
」
「別れるまで気づいてやれなかったけど、こいつ4人めのマクベスだったんだなって…」
車を擬人化して泣けるって、なかなか無いことで、名脚本、名演技による名シーンでした。
今回の評価は…