改めて人が人を裁く難しさを…「イチケイのカラス」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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裁判官が主役のドラマですから、これを扱わないのはおかしいだろうと思っていた裁判員制度。





今回、第9話にして遂にという感じで扱われました。

裁判に裁判員たちが加わることで、改めて人が人を裁く難しさを痛感させられる回でした?





フジテレビ 月曜21時

「イチケイのカラス」第9話


主演…竹野内豊

脚本…浜田秀哉

演出…星野和成




自分が裁判員に選ばれたらどうしよう?ましてそれが殺人事件だったら…





…なんて、考えさせられる内容で、実際はどのように行われているか分かりませんが、このドラマらしく入間(竹野内豊)イズムが貫かれた裁判員裁判でした。





年齢性別、職業が異なる6人の裁判員たちと、入間や駒沢(小日向文世)ら裁判官たちとのやりとりが面白かったですね。





裁判員たちが入間に感化され、きちんと真実を見きわめようとし、人が人を裁く難しさを重く受け止めていくプロセスに見ごたえがありました。





事件はかなり複雑で、自分の亡くなった娘の心臓を移植した娘がいる家庭に家政婦として入った被告と、




その家の母親で夫を殺したことがバレそうになり、自殺してあとを家政婦に託そうとした被害者。





自宅で飛び降りた被害者を被告はすぐに通報せず見殺しにしたというのが真実で、





通報すべきだったか、被害者の頼みを聞いて死なせてあげるべきだったか、裁判員たちは自分だったらどうしていたか、意見が割れているのがリアルでした。





余談ですが、入間には姪っ子もいるんですね(笑)





今回の評価は…