今まで書かなかった母親のこと…「生きるとか死ぬとか父親とか」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いよいよ本題というか、トキコ(吉田羊)が父親、哲也(國村隼)と向き合う上で、避けては通れない母親(富田靖子)の死について第9話と第10話の2話またぎで描かれるようです。





テレビ東京 金曜24時12分

「生きるとか死ぬとか父親とか」第9話


主演…吉田羊、國村隼 

脚本…井土紀州

演出…上戸結希





今回はいつもあるトキコの悩み相談は無し。

編集者(DJ松永)にエッセーの原稿を渡す喫茶店のシーンから。





父親のネタも尽きてきたとぼやくトキコに、編集者は母親について書いたらとすすめますが、トキコはそれに乗りません。





…だったら哲也と旅行してきたら…ということになり、墓参りの時に哲也に相談することに…





哲也の好物という大根の味噌汁。

私めも好物で母が作ってくれたのが懐かしいです。





その味噌汁きっかけで、母との思い出がよみがえります。

若き日のトキコを演じるのは松岡茉優。

吉田羊と面ざしが似ていてナイスキャスティングです。





肝炎で哲也が入院すると、看病していた母に癌が見つかります。

妻が癌と知り哲也はうろたえ心が壊れかけます。





その頃のことは覚えてないという哲也。

人間は思い出したくないこと、都合のわるいことの記憶は蓋をしてしまい忘れてしまうものなんですね。





しかし、トキコは明確に覚えていました。

父親の病室に母がキライだった赤い花が花瓶に入っていたことも。





母がいないのを良いことに哲也の愛人が見舞いに来たようなのです。





トキコは給湯室に捨てに行きます。

母が好きだった白いカラーと違い、毒々しいまでに赤く下品なまでに大輪の花が

強烈でした。





トキコは編集者に母について書くことにしたと告げます。





母の光も影も書く覚悟ができたようです。

次回は母の死が描かれるツラい回になりそうです。





今回のサブタイトルは「過去とか娘とか」

ラストに「真実とか」と加わりました。






今回の評価は…