寂しかった母の浪費…「生きるとか死ぬとか父親とか」第11話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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母(富田靖子)が亡くなったあと、父の哲也(國村隼)は事業に失敗し、家を手放すこと。





立ち退き、引っ越しの準備をしてほしいのに、哲也が抜け殻のようになってしまい、役立たずなので、友人に来てもらい、物の整理を始めるのですが…






テレビ東京 金曜24時12分

「生きるとか死ぬとか父親とか」第11話


主演…吉田羊、國村隼

脚本…井土紀州

演出…山戸結希




出て来たのは買ったままで一度も着なかったらしき高い衣服。

中には100万する毛皮のコートもありました。





明るく振る舞っていた母が、負の感情を誰にもぶつけず、それで気晴らしになったのかは分からない買い物をしていたという事実。





それは娘のトキコ(過去…松岡茉優、現在…吉田羊)には見ないことにしたかった現実でした。





トキコは老いた父にその毛皮のコートを見せ、初めてそのことを告げます。





トキコが持ってきた洋菓子を食べながら、涙にむせぶ哲也に今さら償えない過去の重さを感じました。





ホントに深いドラマですね。

今回は松岡茉優のスゴさをまた改めて感じた回でもありました。

無言の演技がスゴかったです。





今回の評価は…