ムチャをしすぎだけど見ごたえあり…「TOKYO MER」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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病院で待っているだけでは救えない命がある…というのがテーマ。

これまで「救命救急24時」シリーズや「コード・ブルー」シリーズでも災害や事故で現場に行って処置するというパターンはありましたが、





これはその現場に手術室を搭載した車で乗り込み、その場で手術までしてしまうというのが売りの現場対応特化型の救命救急ものです。





TBS  日曜21時

「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第1話


主演…鈴木亮平

脚本…黒岩勉

演出…松木彩





TOKYO MERという名称が示す通り、これはまるで小池さんがモデルみたいな赤塚都知事(石田ゆり子)肝いりの新規ミッション。


 



なんとなく知事が人気取りのパフォーマンスとしてやっている感じにも見えるのが私めには気になりました。






まして、将来の女性総理候補のライバルらしき白金厚労大臣(渡辺真起子)が、快く思わずこのミッション潰しに躍起になるという設定なので、なおのこと醜い政争がらみなのが、ちょっと邪魔くさいな

と。

「ドラゴン桜」の買収話の二の舞になりそうな気がしています。







ただ、懸念材料を先に書きましたが、チームリーダーの喜多見(鈴木亮平)のプロフェッショナルな現場対応の鮮やかさはお見事で、見ごたえ十分でしたね。





徹底した役作りをする人ですから、かなり入念な準備と練習を重ねて撮影に入ったんでしょうね。

鍛えた身体もバッキバキでしたし…






喜多見をとりまくチームのバランスも悪くありません。




喜多見と対立する、厚労省から送り込まれた官僚でもある医師、音羽に賀来賢人。



病院勤務なのにMERも兼任させられたのが不満の研修医、弦巻に中条あやみ。



志願して病院の看護師長と兼務になったシングルマザーの看護師、蔵前に菜々緒。



温厚なベテラン麻酔医、冬木に小手伸也 。

医療機器のスペシャリストである医療工学技士、徳丸に佐野勇斗。


ムードメーカー的なベトナム出身の看護師、ホアンにフォンチー。




今後それぞれフィーチャーされていくんでしょうが、対立する音羽は喜多見を理解していき、弦巻は救命医として成長していくんでしょうね。先は見えてます。





喜多見にはバレてはまずいことがありそうなので、最終回近くにはそれが問題になるんでしょうね。





いろいろ読めてしまうんですが、コロナ禍で身を粉にして働く医療従事者や、災害で救助や探索に励む隊員の人たちを見ている時期なので、






命を救うために必死になるさまを見ると応援したくなりますね。

レスキュー隊員を救うために励ますシーンには、単純に感動しました。





しかし、あの状況で飛び込んで行くのはいくらなんでもムチャすぎましたね。






あまりムチャばかり重なるとしらけかねないので、そこはいくらか抑えめでお願いしたいです。






今回の評価は…