テレビ朝日の刑事ドラマはあまり見ないし、記事も書かない私めですが、このドラマは不思議と見続けています。
何というかベタついた人情話ではなく、ビターな感じが好みなのかもしれません。
テレビ朝日 水曜21時
「刑事7人season7」第1話
主演…東山紀之
脚本…森ハヤシ
演出…兼崎涼介
毎年夏ドラマにやってきて今年で第7シリーズ。第4シリーズ以降、現在の7人に固定され、チームワークも良く、安定したクオリティーになっています。
今回は7人が所属した専従捜査班が解散になり、バラバラになっている状態からスタート。
捜査一課に異動した野々村(白洲迅)が新たな班でのデータ重視、合理主義の捜査方法になじまず、
現場に出向く中で、専従捜査班で一緒だったメンバーに会っていくという展開でした。
水田(倉科カナ)は暴対、青山(塚本高史)は少年課、海老沢(田辺誠一)は交番勤務、片桐(吉田鋼太郎)は白バイ、堂本(北大路欣也)は大学講師に。
主役の天樹(東山紀之)だけはどこに異動になったか、なかなか分からず引っ張って、野々村がピンチの時に現れ救ってくれてSATと分かるというのがうまくできていました。
結局、特別捜査班という新たな班ができて、7人はまた共に捜査にあたるというのが初回でした。
今回、面白いと思ったのは警察もデジタル化が進み、パソコンやタブレットを使って、データを共有し、足で捜査なんてのは時代遅れみたいになっていることで、こんなことになったら刑事ドラマは成立しないな…なんて思ってしまいました。
この合理主義の多々良(平山浩行)率いる7係とは今後も対立するんでしょうか?
今回の評価は…