第2話が放送されたのは7月16日。そこから3週間休止で実に4週間ぶりの放送となりました。
「緊急取調室」も3週間ぶりの放送でしたが、1話完結のドラマならまだしも、話が続くドラマでこの長い中断は痛かったですね。
TBS 金曜22時
「#家族募集します」第3話
主演…重岡大毅
脚本…マギー
演出…福田亮介
この第3話を見て、少なくとも第3話までは休止前に一気に見せてほしかったと強く思いました。
やはり、だいぶ間が空いてしまったので、このドラマの描く世界に改めて浸るのに時間を要しました。
しかも、俊平(重岡大毅)が妻(山本美月)が死んだことを息子についに話すという重要なポイントだけに、それがもどかしくもありました。
どうしても息子にママは死んだからもう会えないと言えずにいる俊平。
そんな俊平を、蒼介(仲野太賀)やめいく(岸井ゆきの)は早く言うべきと後押しをし、
自分はそんな時に相談したくないから、相談に乗りたくないと言っていた礼(木村文乃)も、児童心理学の本などを読み込み、具体的なアドバイスをしました。
ちゃんとホントのことを話し、大事なのはそのあとどう子どもと向き合うかだと。なるほどなと思いました。
なかなか言い出せなかった俊平でしたが、意を決して息子の陽に真実を話します。
ここは泣かされるなと覚悟してましたが、案の定泣かされましたね。
もうママに会えないことを受け入れる陽があまりに健気で…。
しかし、これが2話の翌週に見ていたらもっと泣けていたと思います。
俊平も礼も、シェアハウスの決断をします。ここから新たに始まるわけで、ここまでは一気に見せるべきだったと悔やまれてなりません。
回を重ねるにしたがってにじやの主人、銀治役の石橋蓮司のベテランならではの人生の達人的な存在感が、作品に深みを増しています。
今回の評価は…