ナイトドクターの現実をもっとしっかりと「ナイト・ドクター」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの医師たちは、夜通し働くナイトドクターなのに、昼間に合コンしたり、みんなでスイカ割りをやったり…と、昼間はしっかり寝た方がよいのではと余計な心配をしてしまいます。





夜の勤務中に起きる現実をもっとしっかりと描いてほしいのですがね…





フジテレビ 月曜21時

「ナイト・ドクター」第7話


主演…波瑠

脚本…大北はるか

演出…関野宗紀





美月(波瑠)はSNSで元カレ(戸田純貴)が結婚し子どももと知り、腹立ちまぎれに嫌がっていた合コンに。




看護師と偽って高岡(岡崎紗絵)は出ていたのに、美月があっさりナイトドクターと明かしたら、相手に引かれてしまう。





救急搬送され手術の必要のある少女の父親は、妻を亡くしたトラウマからか、夜勤の医師は経験不足の若い医師が多いから、日勤の医師に手術をしてほしいとゴネはじめ、本郷(沢村一樹)が日勤の医師と偽り、手術することに…






相変わらず、日勤の医師たちは偉そうにしていて、なぜか夜勤から日勤の引き継ぎばかりで、日勤から夜勤の引き継ぎのシーンは見たこと無し。





なんだか、恣意的にナイトドクターの立場を低く描こうとしているのが露骨すぎて、やはり興ざめでした。





どこにも受け入れてもらえないホームレスの患者は妻子を亡くして、厭世的になってしまったと分かり、美月が力づけるくだりも特に心が動くことはありませんでした。





本郷のナイトドクターの地位向上への熱い思いや、スイカ割りのあとに美月が仲間を評価し思いを共有し絆を深めるのも、





セリフによる説明にすぎず、肝心のエピソードの浅さをもっと何とかしてほしいと脚本の非力を嘆かずにはいられません。残念な作品です。





今回の評価は…