電話での取り調べの緊迫感…「緊急取調室」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、元々は取調室で容疑者とキントリのメンバーが丁々発止の攻防をするというのが趣旨でしたが、





第2シーズンや第3シーズンになると、キントリのメンバーも捜査に参加したりして趣旨からはずれる回が結構増えてガッカリもしました。





しかし、この第4シーズンは取調室のやりとりを重視する回が多く、その取調べのありように変化をつけて工夫しています。





テレビ朝日 木曜21時

「緊急取調室season4」第6話


主演…天海祐希

脚本…井上由美子

演出…常廣丈太





前回のロボットを取り調べるというのも意表を突かれましたが、






今回は取り調べる相手は取調室におらず、特殊班の班長、鬼塚(丸山智己)と子どもを連れ去って誘拐犯扱いの母親、麻美(瀧内公美)と電話でやりとりをするというこれまでにないパターンでした。





電話を切られずにいかに会話を続け、真実を探り出すか、





その間に監物(鈴木浩介)と渡辺(速水もこみち)が現場でクビを覚悟のムチャな捜査を続けていて、






その連携でもドキドキさせるという理想的な作りになっていました。





当初は真壁(天海祐希)に敵愾心むき出しだった鬼塚がキントリのメンバーに取り込まれていくプロセスも面白かったですね。





実はヤバい男だった財務官僚の夫、和彦を駿河太郎が演じてましたが、前日に見た「ハコヅメ」の白バイ警官とは真逆のワルいヤツで、どんな役もこなす技量を見せられました。





今回の評価は…