最終回までケチはつけたくないんですが、ナイトドクター5人にそれぞれ試練を与えるためにそうしたにせよ、
5人中、3人が出動要請に応じて出てしまったら、肝心の救急センターは手薄になって、救急搬送の受け入れが難しくなっちゃうじゃないですか…
患者受け入れの切実さをやったばかりだというのに…
フジテレビ 月曜21時
「ナイト・ドクター」最終回
主演…波瑠
脚本…大北はるか
演出…関野宗紀
前回のようなエピソードも今回のようなエピソードも、もっと早い段階でやるべきでした。
このドラマは、ナイトドクターの5人を描くと同時に、ナイトドクターがなぜ必要かもしっかりと描かなければいけなかったわけですから。
今回、朝倉(波瑠)は車両の下に挟まれた車両基地の作業員、高岡(岡崎紗絵)はエスカレーターの点検作業中だった作業員、深澤(岸優太)はゴミ処理場の作業員、
それぞれ夜間に作業している時に事故にあった人たちのもとに向かい、切迫した中で救助して、その成長ぶりを見せたわけです。
…と同時に、ナイトドクターはあたりまえの朝を迎えるために人知れず夜間に作業している人たちのためにもあるという意義を表現したわけです。
一夜に3件同時になんて、そうそう起きるわけないので、2件くらいにして、深澤や高岡の成長を描くためにもっと早めの回でやれば良かったのにと思います。
まだ夜が明ける前の薄暗い中で5人が語り合っているのも、これだったら良かったのにとこちらも思いました。
明るい昼間に屋上でそうめん流しとかせずにね。
ナイトドクターの5人は深澤だけ残り、あとの4人は系列の病院に散り散りになりました。
それぞれの病院でナイトドクターとして頑張るみたいですが、1人じゃ無理ですよね。ちゃんと数人ずついるんですかね。
高岡のところにはミキがいましたが…
今回の評価は…