TMペプチドを渡したくない好並…「白い濁流」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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やはり見ごたえあるドラマです。

ご覧になってない方々のために地上波でも後から放送してもらいたいと切に願います。




NHK BSプレミアム 日曜22時

「白い濁流」第4話


主演…伊藤淳史

脚本…池田奈津子

演出…宮本理江子





好並(伊藤淳史)が発見した機能性ペプチドをめぐっての争奪戦は二転三転の展開を見せ、





そこに北野堂製薬のリコール隠しまでからんできて、事態は複雑になってきました。





山本(矢島健一)&柏木(桐山漣)の動きを察知し、機能性ペプチドを北野(西村まさ彦)&好並は先にマスコミに発表しますが、




後に引けない山本は、予定通りに薬学の学会で研究発表しますが、会場に好並が潜りこんでいて、柏木に質問し、データの不備を指摘します。

好並にはデータの捏造が分かってしまうんですね。





山本は柏木のせいにして、切り抜けようとします。約束していた助教の座も反故になりそうに。





そんな中、河原(佐々木希)は民生委員のふりをして、クッキーのアナフィラキシーで娘が脳障害になった直美(萩原みのり)に接近し、事の経緯を聞き出します。





それを好並に話すと、好並は北野に告げ、事を公にするよう求めます。

しかし、北野は社員の生活がかかっているからと拒み、好並は北野堂を辞めようと考えます。





一方、柏木も河原からその情報を得て、山本にそれを話し、北野に脅しをかけ、機能ペプチドの医薬品は山本のスポンサーのKPメディカルから出せるよう交渉します。





北野は医薬品より食品や飲料を出したいので異存はありませんでした。





会社を辞めたら、ペプチドは北野の物になってしまい、自分の意に反した使わられ方になるのがどうしても許せない好並は悩んだ末に、ペプチド発明者として北野堂製薬に残り、北野の後継者として経営者もめざす決意をします。




北野堂のリコール隠しはどうなるのか?

柏木のデータ改ざんはどうなるのか?

記者である正体を直美に知られた河原は?




今回のサブタイトルの通り「地獄の入口」になってしまうんでしょうか?

好並や柏木の変わりようを伊藤淳史と桐山漣がリアルに演じて引き込まれます。





研究者、経営者のしたたかな醜さを演じている矢島健一、西村まさ彦も絶妙です。






今回の評価は…