何だか見ていてモヤモヤしたものが残るドラマですね。
今回も見ごたえはありましたが、いろいろとモヤモヤしました。
NHK 土曜21時
「正義の天秤」第4話
主演…亀梨和也
脚本…田中眞一
演出…二宮崇
今回は芽依(奈緒)と桐生(大政絢)が担当する娘を殺された父親(吹越満)の復讐殺人の弁護と、
恋人、久美子(大島優子)が追っていた事件の真実を探る鷹野の動きが並行して描かれました。
まずこのドラマへのモヤモヤは、法律事務所の刑事部門を立て直すためにスカウトされた鷹野が、事務所のことより私的な一銭にもならない案件に躍起になっていること。
案の定、芽依と桐生は、検察のエース、一ノ瀬(萩原聖人)にいいようにやられてしまうわけです。
…でも、よく考えると、一ノ瀬は法廷で父親は殺す相手を間違えてしまったことを明らかにしたわけで、
その相手には殺意は無かったわけですから、そうなると起訴の内容が変わってくるんじゃないですかね。
そもそも娘を殺したのも、松田ではなく渋川の方だったのでは?って疑問もわいてきますね。
そんなモヤモヤが残りました。
あと、鷹野の方も前回死ぬ前に長谷川検事(高橋克実)が教えてくれた木村(火野正平)は真犯人ではなさそうですが、
だったら、なぜ長谷川は木村の名を言ったんでしょう?
こちらは最終回で明らかになりますかね。
火野正平のクセの強い演技が見られて良かったです。
このドラマで亀梨和也は先輩俳優とガッツリ演技ができて、良い経験になりますね。
今回の評価は…