このドラマ、黒木(柳楽優弥)が動き出すと俄然面白くなりますね。
今回も一番偏差値の低い生徒たちのRクラスの中でも、とりわけテストの点数の低い匠が塾をやめそうになったら、
見事なまでのテクニックで、やめるのを阻止し、匠に受験勉強に励むモチベーションを与えました。
日本テレビ 土曜22時
「二月の勝者~絶対合格の教室~」第2話
主演…柳楽優弥
脚本…成瀬活雄
演出…鈴木勇馬
Rクラスを担当する佐倉(井上真央)は、Rクラスの生徒なんて、授業料払って来てくれてさえいればいい「お客さん」だと言われ憤慨。
点数の悪い匠にもマンツーマン指導をします。
優等生ぞろいのΩクラスの中でも優秀な花恋はそれが気に入らず、匠に毒づいて匠は塾をやめたいと言い出します。
それを聞き、さすがの黒木も見過ごすわけにはいかず、佐倉から匠は鉄道好きと聞き資料を集めて匠と両親と面談。
両親も匠に受験勉強を無理強いしていたと反省、やめさせたいと言うのですが…
黒木は匠の鉄道好きを刺激し、ジオラマを作る鉄道研究部がある中学を匠にプレゼンします。
入りたいと匠はやる気を見せますが、いずれも今の匠の偏差値では入れる中学ではないと両親は引け腰。
すると黒木は、私立は内申は関係ないこと、匠は鉄道好きだけに地理は偏差値70を超えていて、ほかの教科ものびる可能性は十分あると説得します。
その子の良いところを見つけて伸ばす。
そんな黒木の手法を垣間見ることができました。
佐倉は自分はできないところをどうにかしないと…とそちらばかり見ていたことを反省しました。
この先も、塾講師ならではの黒木のスゴさをブレずに見せてほしいです。
今回の評価は…