情報開示をどうするか?…「日本沈没」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

令和版の「日本沈没」は官僚の天海(小栗旬)が主人公なので、関東沈没という差し迫った国難に、政官界はどんな動きをするのかを見るのが、私めの興味になってます。






そういう意味で、今回はデマではないとわかってきた関東沈没を国民にいかに情報開示するかの対応が描かれ、興味深かったです。





TBS  日曜21時

「日本沈没~希望のひと~」第3話


主演…小栗旬

脚本…橋本裕志

演出…土井裕泰





田所博士(香川照之)がデータ分析の上で作成した関東沈没のシミュレーションは、世界的な海外の研究者にも支持され、





もはや政府としてはデマと黙殺できない状況に追い込まれます。





…で、そんな中でどう動くかというと、東山総理(仲村トオル)はただ右往左往するばかりで指導力を発揮せず、





副総理兼財務大臣の里城(石橋蓮司)は口ではそんなこと信じられるかと言いながら、陰では懇意にしているゼネコンに情報を流し、建設プロジェクトから手を引かせています。





天海や、常盤(松山ケンイチ)ら各省庁の若手官僚が集結した未来推進会議では、





天海のみが一刻も早く情報開示すべきと主張しますが、





他のメンバーは、パニックになるとか、対策を講じてから開示すべきと慎重で、情報開示は先送りになります。





天海と考えが一緒のサンデー毎朝の椎名記者(杏)は、スクープ記事で出そうとしますが、編集長(伊集院光)に阻止されます。





しかし、毎朝新聞の一面に大々的に報じられます。天海と椎名が何らかの手立てで記事を書かせたんでしょうね。





財界人と政界の大物の癒着や利益誘導体質や、官僚たちのリスクを恐れることなかれ主義など、





現代の政官界を皮肉るかのごとき描き方で、ああやっぱりそういう動きをするんだなと思いながら見ていました。






さて、新聞記事を国民はどう受け止めるのか、政治家や官僚たちはどんな対応を迫らられるのか、ますます楽しみになってきました。




明日は選挙特番でお休みです。

今回の評価は…