今回スナックキズツキを訪れるのは、前回訪れた瀧井くん(小関裕太)が常連のコンビニで働く富田さん(徳永えり)
これまで、毎回訪れた客を違う趣向で癒やしてくれるトウコさん(原田知世)ですが、今回はなんとヘンテコなしりとりでした。
テレビ東京 金曜24時12分
「スナックキズツキ」第5話
主演…原田知世
脚本…佐藤久美子
演出…筧昌也
富田さんは会社をやめ転職するもうまくいかず、今はコンビニでバイトをしながら就活を続けている日々。
しかし、35歳ともなるとなかなか雇ってくれる会社も無く、焦りを感じ始めています。
そんな富田さんの心のよりどころが、コンビニによく来る瀧井くん。
時たま会話もできて、淡い恋心を寄せています。
しかし、相変わらず就活はうまくいかず、道で会った瀧井くんにも制服を着てないと気づいてもらえませんでした。
傷ついた富田さんはスナックキズツキにふらりと入ります。
イケてない富田さんを徳永えりがリアルに演じてました。
トウコさんが今回富田さんとやったのは、しりとりでした。
しかも、単語ではなく長ったらしいフレーズでも良いユニークなしりとりで、途中からトウコさんは抜けて、富田さんが一人で続けるという珍妙なものでした。
しかし、それで富田さんは自分の中に積もり積もった思いを吐き出すことができました。
そんな富田さんにトウコさんが言った言葉が印象的でした。
富田「笑っちゃうくらい頼りない私の人生。差し出せるものも、残せるものも、たぶん何も無いんだ…」
トウコ「だけど私たちは出場している、この歴史に。歴史の上に否応なしに積もっていく塵みたいなものかもしれんがな」
富田「なんか壮大だけど、そう思っとこ!」
歴史の上に積もる塵みたいなものと思えば気は楽になりますよね。
今回の評価は…