何だか、このシリーズは行き当たりばったりで回によってバラバラな感じがしますね。
まだ7話で脚本家も演出家も4人目、1話完結で連続性は無いからとはいえ、あまりにひどいな~と。
テレビ朝日 木曜21時
「ドクターX~外科医・大門未知子~」第7話
主演…米倉涼子
脚本…小峯裕之
演出…高橋貴司
なぜ、そんなことを書くかというと、この第7シリーズの新キャラである蜂須賀(野村萬斎)の描き方が、前シリーズの市村正親もそうでしたが、中途半端なんですよね。
敵役ならとことん敵役で大門(米倉涼子)と対峙する関係なら良いのに、蛭間(西田敏行)もいるし、内科と外科の対立があったり、内科側についてる外科医の興梠(要潤)がいたり…で、
大門は誰に歯向かい、鼻を明かして、視聴者は溜飲を下げたらいいのか?
そこがフワッとしてしまいました。
なので、今回は蛭間が軽い病気なのに入院させた環境大臣(徳重聡)と、大門が手術したい食堂のおばちゃん(根岸季衣)の間を蜂須賀がうまく調整してアイデアで切り抜けるという、何だか変な感じになり、ますます蜂須賀の立ち位置がよく分からなくなってきました。
更に、今シリーズは、米倉涼子だけでは視聴率的にキツいということなのか、松下奈緒をフリーランスの看護師として入れたり、今回は以前レギュラーだったことのある田中圭演じる森本を登場させたり、
次回は久しぶりに瀬戸朝香がドラマ出演したり、と話題になるゲストを出すことに必死です。
そのため、イマイチ大門の存在感が薄いのも難です。
今回の評価は…