これが最後で結構です!「ドクターx」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまでも記事に書いてきましたが、このドラマはこの第7シーズンで終わりにしてほしいと切に願っています。




これ以上、かつて民放の年間最高視聴率を誇ったドラマが内容的に劣化していくのを見るのはつらいものがあるからです。




テレビ朝日 木曜21時

「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終回


主演…米倉涼子

脚本…中園ミホ

演出…田村直己




今回演出担当の田村直己ディレクターと両輪をなして、このドラマを人気シリーズに押し上げた松田秀知ディレクターが今年亡くなりました。




主演の米倉涼子はじめ芸達者な脇役たちにも思う存分の演技をさせる演出術で、エンターテイメント性の強い医療ドラマを作りあげた手腕は、まさに極上の職人技とも呼ぶべきものでした。





しかし、今シーズンは脚本も演出も4人ずつが交替で担当。

近年はレギュラーのギャラが高くなったためか、制作費が下がったからか、途中の回は、レギュラーが交替で休むというのが当たり前になっています。




…で、今シーズンですが、チーフ脚本であろう中園ミホはどこまで他の脚本家とすり合わせをしたのか分かりませんが、




キャラ設定、特に今シーズンのキーマンの蜂須賀(野村萬斎)をどう描くかなどは、回によってバラバラで、そこがしっかり軸になっていないので、どうもフワフワし続けたように思います。




マンネリを恐れていろいろ変えてはいましたが、やっぱりシンプルに大門対医師たちを描いた全盛期が懐かしいです。





たまにスペシャルでやるくらいにして、どうか連ドラはもう終わりにしてください。




今回の評価は…