秋ドラマで最終回まで見た作品から各賞を選んでいきます。
最終回まで見た作品は以下の12本です。
「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診療レポート~」
「アバランチ」
「古見さんはコミュ症です｡」
「恋です｡~ヤンキー君と白杖ガール~」
「ドクターX~外科医・大門未知子~」
「最愛」
「和田家の男たち」
「スナックキズツキ」
「二月の勝者~絶対合格の教室~」
「消えた初恋」
「顔だけ先生」
「日本沈没~希望のひと~」
まずは最優秀新人賞
目黒蓮
福本莉子
「消えた初恋」
W主演の道枝駿佑の方は連ドラデビューの「母になる」の時から気になった人で、数多くの連ドラに出てきましたが、
目黒蓮の方は連ドラ出演が少なく、「教場Ⅱ」で気になっていたので、今回その力量が分かり、今後も主演をやっていける逸材であることを確信しました。
若い人には珍しく引き算の演技ができる点を高く評価したいと思います。
そしてもう１人、どうしても付け加えたくて福本莉子も同時受賞としました。
前田敦子に通じる天然な明るさ、華がある人で来年以降の活躍が楽しみです。
最優秀主題歌賞
「最愛」主題歌
宇多田ヒカル「君に夢中」
秋ドラマはいい曲が多くて、選ぶのに悩ましい部分もありましたが、やはり、エンディングにここぞ！というタイミングでかかって、切なさが高まるというエンディングテーマの王道をいったのは、この曲でした。
他にも「スナックキズツキ」のオープニングテーマ、清竜人「コンサートホール」、エンディングテーマ、森山直太朗「それは白くて柔らかい」
「二月の勝者」のオープニングテーマ、
NEWS「未来へ」、エンディングテーマ
DISH//「沈丁花」、「消えた初恋」のSnow Man「Secret Touch」とかどれも耳に残る良い曲でした。
最優秀脚本賞
松田裕子
「恋です。~ヤンキー君と白杖ガール~」
障害者がヒロインの恋愛ドラマというありがちなテーマながら、その視覚障害に
ついてもしっかりと描きながら、愛すべきキャラたちによる群像劇に仕立て上げた手腕には感服しました。
最優秀演出賞
塚原あゆ子、山本剛義、村尾嘉昭
「最愛」
畳みかけるテンポで、説明的な描写を排除しサスペンスフルに展開させていく編集の妙が素晴らしかったですね。
続いての記事は最優秀助演賞です。