先に結論を書くと、このドラマに関しては記事は書かずに見続けようかなと思います。
初回を見た限りでは面白くは感じなかったからです。
古きよきホームドラマの線を今あえて狙っているように見受けましたが、そもそもそこに違和感がありました。
フジテレビ 土曜23時40分
「おいハンサム!!」第1話
主演…吉田鋼太郎
脚本、演出…山口雅俊
今どき珍しい昭和な頑固おやじが主人公。3人の娘たちは、長女(木南晴夏)は不倫しがちなキャリアウーマン、次女(佐久間由衣)はわがまま夫(桐山漣)に悩む主婦、三女(武田玲奈)はクズな男とばかり付きあっている。
頑固おやじは男を見る目がない娘たちに、自分の目にかなう男を引き合わせたいようなんですが…
かつてフジテレビで名作を多数生み出した山口雅俊プロデューサーが、独立して今は制作プロダクションの人で、このドラマに関しては脚本、演出、プロデュースすべてを務めています。
…ってことは、山口雅俊の主義主張がこってりと作品に反映されてしまい、初回とかでも、延々と行きつけの定食屋の老女将のサービスを見せたり、顔はブサイクでも気働きのできる男を長女にと考えたり…どうも視聴者に押し付けてくる感じがありました。
自分が作りたい作品の脚本、演出を任せる人がいないのは、山口雅俊にとって不幸なことかもしれません。
時々、これって笑えるでしょう?的に見せるシーンも、どうにも笑えませんでした。
なので、初回でリタイアします。