これまでで一番良かった…「ゴシップ」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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脚本家が3人いて、交替で書いているこのドラマ。これまでで今回の脚本が一番良かったです。




今後もこの脚本家の担当回は良いかもと思えました。




フジテレビ 木曜22時

「ゴシップ~#彼女が知りたい本当の○○~」第3話


主演…黒木華

脚本…青塚実穂

演出…木村真人




今回は扱う記事の内容と、フィーチャーされた椛谷(野間口徹)の記者魂の復活と息子どの関係性の修復がうまくリンクしていて、巧みな脚本でした。





椛谷は週刊カンフルのエース記者だったんですね。瀬古が入社した時には憧れの存在だったようです。




しかし、家庭をかえりみない仕事ぶりだったせいか、妻と離婚となり、息子との父子家庭になってしまったようです。




それからは、エース記者ではなくなり、息子に夕食を作るため早く定時に帰れる今の部署になったようです。




息子はあまり口をきいてくれず、今回の取材きっかけで、SNSで椛谷のことをゴミのような記事を書いているとかマスゴミとか散々に酷評しているのを知ってしまいます。




そんな椛谷が、覆面歌手の正体を瀬古と暴き、実は一発屋のおじさんミュージシャンだとわかるのですが、




誰が歌っていようと、その曲自体、良いものは良いと書いた記事は、多くのプレビュー数をかせぎ、息子もいいねをしてくれました。




この手のおじさんがやる気を取り戻すエピソードは、同じおじさんとしてグッと来るものがあります。




野間口徹も淡々とした中に椛谷の変化をこの人らしく巧みに演じ、見応えがありました。




しかし、なかなか何者なのかがヒントすら出てこない笹目(寛一郎)の存在が鬱陶しくなってきましたね。




父親の佐藤浩市ゆずりの濃いルックスのため、なおさらです。





今回の評価は…7