菅田将暉VS柄本佑を堪能…「ミステリと言う勿れ」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回は菅田将暉と永山瑛太の二人だけのシーンが見応えがあり良かったのですが、




今回は映画「アルキメデスの大戦」での共演以来、大の仲良しになったという柄本佑との共演。




後半はほぼ2人のやりとりだけで展開していく会話劇でしたが、それぞれが力量を発揮しての見応えある共演を堪能できる回でした。




フジテレビ 月曜21時

「ミステリと言う勿れ」第4話


主演…菅田将暉

脚本…相沢友子

演出…品田俊介




爆弾を仕掛けた犯人が仕掛けた場所に見に行く途中で、車にぶつかり頭を打って

記憶喪失になってしまう…





そんな男と、久能(菅田将暉)はポテサラを食べに行く途中で偶然にも会い、会話をしていく内に、





風呂光(伊藤沙莉)から暗号解読を頼まれた連続爆弾騒ぎの犯人だと気が付きます。




3つめの爆弾のリミットが迫る中、どこに爆弾を仕掛けたのかを会話の中から探っていく…そのプロセスがスリリングでした。




今、私めは妻が原作漫画を買ってくるので、珍しくドラマを見たあと原作漫画を読んでいるのですが、




原作では、2人が会うところから始まります。

ですから、その前の1つめ、2つめのくだりはドラマの創作です。





…なので、原作では3つめで初めて頼まれるんです。

ドラマだと、警察は久能に頼りすぎな印象を受けるのはそのせいですね。




名字にも名前にも「三」が入っている三船(柄本佑)の3へのこだわりようを解き明かしていくくだりはワクワクする面白さでした。





記憶を取り戻して、母との因縁を語る柄本佑の複雑な心理表現もこれまた見事。




私めはこの2人ががっつりぶつかる舞台を見たくなりました。

菅田将暉=モーツァルト、柄本佑=サリエリの「アマデウス」とか良いかもしれませんね。




今回、ちょっと嬉しかったのは、国語で習った三好達治の詩がセリフに出てきたこと。




「雨は蕭蕭と降ってゐる」で終わる「大阿蘇」と、「母よ 淡くかなしきもののふるなり」で始まる「乳母車」

どちらも懐かしかったです。




次回は小日向文世との対決。

楽しみです。



今回の評価は…8