毎度のように賛辞を書いていますが、やはりこのドラマのキャスティングは絶妙ですね。
既に登場していた鈴木浩介に加え、今回ミステリ会に参加したメンバーを演じるのは佐々木蔵之介、池内万作、田口浩正、渋谷謙人。
いずれも腹に一物ありそうな胡散臭い(失礼…)演技派ばかり。
これは面白くなりそうと始まって早々からワクワクしました。
フジテレビ 月曜21時
「ミステリと言う勿れ」第8話
主演…菅田将暉
脚本…相沢友子
演出…相沢秀幸
こんな豪華メンバーなので前後編の2話構成だろうなとは思ってました。
しかし、後編へのネタ振りだけではなく前編にも謎解きのくだりがちゃんとあって十分に楽しめる仕掛けになっていました。
久能(菅田将暉)にとっては、幼い頃に優しくしてくれ、多大な影響も受けた喜和(水川あさみ)の死の真相を知ることになっていくので、
単なる謎解きの知的ゲームではなく、苦しみを感じることになりそうです。
ミステリー会は初日の夜から、早くもこのアイビーハウスの主、蔦(池内万作)から謎解きの問題が。
皆、家の中に散り散りになり探りますが、久能はいともたやすく壁にかかった花の絵の花言葉から謎を解きます。
しかし、花言葉っていいことばかりでなく、あんなにネガティブなのが沢山あるんですね。
それに驚きました。
しかし、せっかく解いたのはウソで、蔦の妻が死んだのではなく、天達(鈴木浩介)のパートナーだった喜和が、ここでストーカーに殺されたのでした。
喜和もストーカーも暖炉にくべられた毒性のある夾竹桃の煙で死んだようです。
煙突が詰まっていたようですが、もう1人誰かがいて2人を殺したようですね。
果たしてそれは誰か?
殺すか?殺されるか?と繰り返し意味深に出てくる文字。
天達は久能には1人だけウソをついてる者がいると言い、
風呂光(伊藤沙莉)には1人だけウソをついてない者がいると言っていて、その矛盾は何なのか?
早く次回が見たいです。
原作のこのエピソードは2話見てから読もうと思っているので…。
そうそう、余談ですが、久能の幼い頃を演じている子役さん、可愛らしいですね。
今回の評価は…8