救いのなさすぎた中野の人生…「愛しい嘘」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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それにしてもこのドラマ、よく人が死にましたね。5人も死にましたからね。




中野(林遣都)は最後は殺されちゃうんだろうなと思ってましたが案の定でした。




しかし、野瀬(徳重聡)は刑事部長で警察はみんな知ってるはずなのに、誰も気づかないって(笑)

最後まで雑で強引なドラマでした。




テレビ朝日 金曜23時15分

「愛しい嘘~優しい闇~」最終回


主演…波瑠

脚本…丑尾健太郎

演出…樹下直美




親から虐待を受け続けてきた中野にとって、声をかけてくれた望緒(波瑠)は天使のような存在だったんでしょうね。




中学時代の望緒を演じた足川結珠という子はこれが連ドラデビューのようですが、笑顔が輝いていて可愛らしい子でしたね。





ちなみに中野の中学時代を演じたのは「ここは今から倫理です」で注目した池田優斗でした。

幸という名前なのに、いかにも幸薄そうな中野少年を好演してましたね。

子役から出ている人でまだ16歳ですが将来楽しみです。





中野はやむなく親を放火で殺して、解放されたかと思ったら、今度は目撃された雨宮に脅迫され続けることに…。





奴隷のようにしてきましたが、顔を変えてなりすますことに。

しかし、そうなってからも、奈々江(新川優愛)や優美(黒川智花)を死に至らしめる罪を重ねてしまいます。





中野にとっては雨宮の母親(高橋ひとみ)と偽りながら親子関係を持てたこと、





陰ながら応援し続けてきた望緒と愛し合えたことはせめてもの束の間の幸せだったんでしょうね。




最終回もクズ雨宮と、悲運の中野を演じ分ける林遣都は見事でした。




しかし、監禁され、ヒゲも髪もボーボーの雨宮がいきなり小綺麗になって現れたのには失笑しましたけどね。





ツッコミながら、つい楽しんで最後まで

見てしまったドラマでした。

今回の評価は…6