前回から引き続いての「アイビーハウス」編。
見終わってから、例によってこのエピソードが載っている原作漫画(7巻)を2話分読みました。
原作の橘高(佐々木蔵之介)は顔が佐々木に似ていて、ピッタリのキャスティングでした。
フジテレビ 月曜21時
「ミステリと言う勿れ」第9話
主演…菅田将暉
脚本…相沢友子
演出…相沢秀幸
自らのミスで喜和(水川あさみ)がストーカーに殺されてしまった橘高は、その後悔にさいなまれ続け、
かつては優踏生だったのに、今では市役所で出世もせずにくすぶっていて、親の世話で趣味もままならない…
惨めな気分とストレスがやがてプライドの高い橘高の思考を歪めていき、
なんとストーカーに被害者が隠れている場所を教えてしまい、喜和のように殺される事件につながるという狂気の沙汰をし始めたのでした。
久能(菅田将暉)に嘘を暴かれ、実は刑事だったデラ(田口浩正)とパン(渋谷謙人)に捜査されてたと告げられた橘高は、こう言います。
「これって罪になるの?」
この時の佐々木蔵之介の目が凄かったですね。
佐々木蔵之介って時々、演技の中でゾッとするような冷酷な目をすることがあって、この役では見事にそれが活かされました。
久能の推理では橘高はアイビーハウスに集まった全員を死なせて、自分もいた痕跡は残さず逃げようとしていたようですが、
本当にそうしようとしていたのか、そこは謎めいていたように思います。
原作漫画だと睡眠薬は大量に持っていたけど、ワインにもカレーにも入ってなかったようです。
しかし、田口浩正と渋谷謙人の胡散臭さは刑事だからってことだったんですね。
なるほどなと思いました。
デラは風呂光(伊藤沙莉)を刑事と見破っていましたが、風呂光は全くわからなかったのは笑えましたね。
ライカ(門脇麦)は二重人格ってことなんですかね?気になります。
今回の評価は…8