今回やっと見ごたえのある医療ドラマになりました。
もう遅いですけどね。
見続けてきて良かったです。
フジテレビ 月曜22時
「ドクターホワイト」第8話
主演…浜辺美波
脚本…小峯裕之
演出…城宝秀則
白夜(浜辺美波)は日本に5人しかいないような希少な血液型の持ち主で、だからこそその血液をビジネスにしようとしているらしい海江田(石橋凌)に狙われているようです。
そこがわかってきてモヤモヤが減ったのが良かったのと、なぜ真壁(小手伸也)はやたらとリスクを恐れるのかも分かりました。
高森院長(石坂浩二)の末期がんを何とか救いたい白夜は、その手術方法を見つけ出し、それができるのは真壁しかいないので真壁に頼みます。
しかし、リスクがありすぎると真壁は相手にしません。
そんな中、卵巣がんの患者が子宮外妊娠をしていることが分かります。
その夫婦はなんとか赤ちゃんを産みたいと切望します。
これも白夜は産婦人科医だった真壁の論文をすべて読み、真壁なら卵巣がんを摘出し、出産も可能にできるはずだからとお願いします。
やはり、真壁はリスクが高いからと拒みますが、高森院長にかつては熱意のある産婦人科医だった真壁にあの真壁なら病院を託したいと説得されます。
この高森と真壁のシーンは良かったですね。石坂浩二ならではの言葉の力、小手伸也もやっと演技のやり甲斐のあるシーンに恵まれました。
卵巣がんの手術をして、そのあと高森院長の手術に移ろうとしますが、間に合わずに高森院長は亡くなりました。
高森院長が白夜に言い残した言葉も印象的でしたね。
石坂浩二って心にしみこむような良い声ですよね。改めて感心しました。
今回の評価は…8