いや~「明日、私は誰かのカノジョ」で切なくもろい女同士の友情を見たあとに、こちらを見たので、
今どきはもうファンタジックなまでに熱い剛(間宮祥太朗)と伍代(神尾楓珠)の友情に、単純に感動してしまう昭和生まれの私めなのでした。
フジテレビ 水曜22時
「ナンバMG5」第2話
主演…間宮祥太朗
脚本…金澤達也
演出…佐々木敦規
今回の伍代は惚れ惚れするカッコ良さでしたね。
剛が普通の高校生活を送りたくてまわりに隠して二重生活をしていることを知った伍代。
美術部の写生会に着ていく私服が無くて困った剛に、シュッとしているのを見込まれ、服を買いに行くのをつきあわされます。
そのお礼に剛は伍代を家に連れて行き、夕飯を共にするのですが、唐揚げを喜んで食べながら、伍代は両親が離婚し、母親は有名な料理研究家、忙しくて食事も作ってくれないとポツリポツリと身の上を話します。
テンション高く、ギャーギャーとうるさい難波一家が、固まって黙ってしまうのが笑えましたね。
泊まっていくことになった伍代は、どうせいつかはバレるがそれまでは普通の高校生活を続けたいという剛の思いを聞きます。
今回驚いたのは、清純キャラと思っていた深雪(森川葵)が実は金にがめつくて、特服の男に10万の懸賞金がかかっているのを知ったら、必死に探し始め、
剛がその特服の男と知るや、市松の不良にイチャモンをつけ襲いかからせ、剛が特服の男だと証明させようとします。
正体がバレたくない剛は抵抗せずにわざとやられます。
するとそこへ剛の特服とマスクをつけた伍代が現れ、俺が特服の男だと身代わりになります。
腕がまだ治っていない伍代はボコボコにやられてしまうのですが、剛の普通の高校生活を守ってやりたいと言う気持ちと、唐揚げをご馳走になったお礼からで、伍代の男気に打たれました。
神尾楓珠、もうけ役ですね。
伍代の友情に打たれた剛は、きっちりリーダーの最上をぶっ倒して仇を取りました。
あんな事態を招いた深雪にも、この守銭奴ブズ!とドヤしつけ、いずれも痛快でした。
今度は逆に伍代の家に招かれ母親にご馳走された剛が、母親に邪険な伍代を叱りつけ、伍代の母親に見直されるのも良いシーンでした。
今回の評価は…8