私めは自分の会社で新卒採用について長年にわたって関与していますので、今回登場した新入社員の山瀬(高橋文哉)や板倉(石井杏奈)の言動は、そうそうそんな感じだよな~とうなずきながら見ていました。
このドラマ2人の脚本家が交代で書いていますが、今回担当の人の方が今の若者のことを、肌感覚で理解してるなと感じました。
日本テレビ 水曜22時
「悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?」第6話
主演…今田美桜
脚本…松島瑠璃子
演出…山田信義
今回は珍しく、小野(鈴木伸之)の株が上がった回でしたね。
山瀬や板倉は昔ながらのやり方をいまだにやっている、野球一筋で好きな言葉は「根性」のアナクロな先輩と軽んじられてましたが、
時間のロスを嫌い、超合理主義の板倉がしくじった後に、相手に応じた企画の通し方を教え、最短ルートが必ずしも最善ではないことを教えました。
ホント、小野、よくぞ言った!という感じで、今の新入社員って、とにかくムダを嫌うんですね。
自分は何年でキャリアアップしてディレクターになれるのか?とか、そんなことばかり聞いてきます。
人それぞれだし、番組にもよるし、と説明しますが、自己評価が高いというか、会社は自分のためにある…って感じなんですよね。
…なので、この子は入っても2、3年で辞めそうな子は入れないように見きわめないといけません。そこが悩ましいんです。
ま~私めの愚痴はさておき、麻理鈴(今田美桜)は初めての後輩となった山瀬と、良いパートナーになりそうですね。
先輩は先にいた仲間という考え方はいいですね。
麻理鈴は田村(向井理)が好きで、そんな麻理鈴を山瀬と小野は好きといういびつな四角関係ですが、そちらはほどほどであくまでお仕事ドラマを貫いてほしいです。
今回の評価は…7