私ドラマミタローが最終回まで見続けた春ドラマ13本を、各話ラストにつけている10点評価の平均値でランキングにしました。
下位からカウントダウンで紹介して各ドラマを総評していきます。
13位
綾瀬はるか主演
「元彼の遺言状」…6.27
7-6-5-6-6-6-6-7-6-8-6
よく最終回までリタイアせずに見たなと我ながら思います。
まず連ドラ化にあたり、全話の構成をどうするか考えた上で制作し始めたのか、そこが疑問です。
タイトルになっている原作エピソードはあっさりと終わってしまい、そこからはなんだかカビくさい探偵もののようになってしまいました。
綾瀬はるかと大泉洋でなければ見ていなかったでしょう。終盤、関水渚と浅野和之と4人がいい感じにチームになったので、最初からそうしてほしかったくらいでした。
次は同ポイントで並んだので
11位タイ
高橋一生主演
「インビジブル」…6.50
7-6-6-7-7-7-7-6-6-6
こちらも高橋一生と柴咲コウが出ているから、ついつい最終回まで見てしまいました。
永山絢斗が出て後半は面白くなるかと期待したら、それも裏切られました。
なんというか、このドラマは脚本をややこしくしすぎたなと思います。もっとシンプルにやさぐれ刑事と犯罪コーディネーターが手を組んで凶悪犯に立ち向かうで良かったのではないでしょうか?
11位
ディーン・フジオカ主演
「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」…6.50
7-7-6-7-7.6-6-7-6-6
先端の科学技術がらみの不可解な事件を天才科学者と警察官僚、刑事のトリオが解明するというのはユニークで、取り上げる題材は良かったのですが、
脚本家の力量が追いつかず、料理しきれていない回が多かったです。
ただ、すべての回を羽住英一郎が一人で演出し、その撮影や編集のクオリティの高さは流石でした。
10位
二宮和也主演
「マイファミリー」…6.70
8-7-7-7-7-6-7-6-6-6
3クール連続で日曜劇場は残念な作品に終わってしまいました。
しかも嘆かわしいのは、日本テレビが「あなたの番です」で成功して以降、ドラマ界にまん延する考察バズりあおりを、日曜劇場枠のこのドラマまでやってしまったことです。
犯人は誰かでただただ引っぱる展開には、どこかに無理は生じますよね。
それよりは視聴率や配信の回転数を上げること優先になってそうで、私めは残念でなりませんでした。
9位
土屋太鳳主演
「やんごとなき一族」…6.73
7-7-7-7-6-7-7-6-6-7-6-7
私めが生まれ育った実家も明治生まれの祖父が威張っている男尊女卑の家でしたので、
それに歯向かう祖母や耐えながら陰で文句を言う母親の強さに共感するところがあり、それを思い出させられるようなドラマでした。
松本若菜や石橋凌らキャストの振り切った演技を楽しめたのも、最終回まで見た理由です。