春ドラマ満足度ランキング、続いては8位から4位までをご紹介します。
7位、8位は同ポイントなので…
7位タイ
神尾楓珠主演
「17才の帝国」…7.00
8-8-7-6-6
NHKらしいトンガった政治風刺のドラマになるのかと期待しましたが、それはあえなく期待はずれに終わってしまいました。
映像や音楽は凝っていて、独特の世界観を築いてはいましたが、脚本が回を追うごとに濃密ではなくなりました。
もっと多い話数でじっくり政治AI導入の功罪を描いてほしかったです。
7位
今田美桜主演
「悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」…7.00
7-7-8-6-6-7-7-7-7-8
先進国の中でも女性活躍が著しく遅れている日本にいまだはびこる女性社員の肩身の狭さを、さまざまな部署の女性たちを通して描きました。
自分の会社に置き換えても考えさせられる部分は多々あり、改善していくヒントをこのドラマから学ぶことができました。
6位
山田涼介主演
「俺の可愛いはもうすぐ消費期限⁉」…7.11
7-7-7-7-7-7-7-7-8
脚本次第では取るに足らないラブコメに終わりかねない題材ですが、脚本にセンスと細やかな目配りがありました。
山田涼介にあて書きのような主人公が、可愛さを武器に生きてきたのに、それも期限ありと知りあがく姿がおかしくも切なく描かれました。
誰も悪い人は出てこず、主人公を取り巻く人々も愛すべきキャラクターになっていて見やすかったです。
笑顔を封印した芳根京子と笑顔があざと可愛い山田涼介の男女逆転のペアも、良いコンビネーションでした。
5位
木村拓哉主演
「未来への10カウント」…7.22
8-8-6-7-7-7-6-8-8
正直、ボクシング部を舞台にした昔ながらの熱血スポ根ものを期待していた私めにとってはもの足りずに終わってしまいました。
ボクシングは女性に嫌われがちなので他の要素を盛り込んで、中途半端になってしまったところはあります。
さっかくボクシング部員に実力派の若い役者さんが揃っていたのにもったいなかったです。
4位
上野樹里主演
「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」…7.30
7-7-7-7-8-7.7-7-8-8
この枠の胸キュンや、三角関係のフラレた方が良いヤツなのにパターンには飽き飽きしてきたので、このドラマの父親(松重豊)と整形外科医(井川遥)との恋は、
逆に新鮮でしたし、いろんな深い意味の名言も聞けて、脚本のセリフがよく書けていました。
いよいよ、次の記事ではトップ3の発表です。