初回を見て永野芽郁は「ハコヅメ」ほどじゃない、杉野遥亮は「恋です!」ほどじゃないと分かってしまいました。
いずれも秀作で二人はハマり役を好演してましたからね。
ただ、そこにベテランの西島秀俊がからむことでちょっとユニークな作品になるかなと、わずかな期待を寄せたくなる作品でした。
TBS 火曜22時
「ユニコーンに乗って」第1話
主演…永野芽郁
脚本…大北はるか
演出…青山貴洋
大体、永野芽郁が起業家を演じると聞いて、大丈夫か?と案じていた通り、貧しい母子家庭に育ち、高卒ながら猛勉強して起業しそれがサクセスストーリーとしてもてはやされた起業家という設定なんですが、
どうにもビジネスに長けた感じはなく、甘ちゃんなビジネスごっこ感は否めません。
ただ、スタッフもそれは承知の上のようで、初回では大手通信会社のCEOになった羽田(広末涼子)がユニコーン企業になりそうな会社に支援をするプロジェクトに応募、あえなく落ちるという展開になり、甘くないよという所は示しました。
そんな伸び悩む会社に、元銀行マンの小鳥(西島秀俊)とコミュ症ながら天才的プログラマーの大学生の森本(坂東龍汰)が加わります。
この2人が入り、会社はユニコーン企業めざし、どう変わっていくのか?
そこが見どころになりそうです。
特に西島秀俊の小鳥は豊富な人生経験をふまえた、気づきを成川(永野芽郁)に与えてくれそうで、淡々と肩の力が抜けた自然体で話す感じは良いかなと思いました。
この枠だからとあまり三角関係あおりをしないでほしいと願うばかりです。
今回の評価は…6