欲を言えばもっと深い話に…「オールドルーキー」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、一流アスリートをサポートするスポーツマネジメントという、これまでドラマで扱ってないユニークな題材を描いているのですから、




それなりに形にはなってますが、もっと踏み込んだ内容になったら良いのに、と欲が出てしまいます。





TBS  日曜22時

「オールドルーキー」第3話


主演…綾野剛

脚本…福田靖

演出…石井康晴




原作は無いし、毎回福田靖1人で脚本を書いているんですから大変なのは分かってますが、




前回ならスケートボード、今回ならマラソンの選手が抱える、その競技だからこその苦悩や、裏事情をもっと知りたいんですよね。




実際のアスリートやマネジメント会社へのリサーチが浅いのか、大体マラソン選手ならそうなるよな的な想像がつく範囲のことしか描かれてないようです。





一旦、クビにした深沢(芳根京子)を、マラソン選手の秀島(田中樹)が新町(綾野剛)に諭され、再び担当にと考えるのが、深沢は秀島の一番の味方だって自分の妻を引き合いに出しての話に感銘受けたり…だったり、




アスリート同士だから…って割に陳腐だなと感じてしまったり、




深沢が熱く秀島に意見するシーンも、芳根京子の演技には惹きつけられましたが、レース間隔のこと分かっていたなら、今じゃなく前に意見してこのレース出なきゃ良かったのでは?と思ってしまったり…




なんだか、ちょっと残念なんですよね、このドラマ。




せっかく今の仕事に本腰を入れようって流れになっているのに、サッカー選手としての現役復帰にまだ未練があるみたいな流れも、見る気を萎えさせます。





反町隆史演じる社長も、人を見る目があるのかないのかよく分かりませんね。

秘書(岡崎紗絵)の方がしっかりしてます。




今回のゲスト、田中樹はスリムでいかにもマラソン選手ぽかったですね。適役でした。





今回の評価は…7