このドラマ、ずっとモヤモヤしていたんです。
せっかく主人公の新町(綾野剛)がスポーツマネジメント会社で第2の人生をいかに踏み出すかを描こうとしているはずなのに…
娘の泉実(稲垣来泉)はまだ現役を続けてほしそうにしていたり、妻の果菜子(榮倉奈々)も自分ももっと金を稼ぐから、サッカー続けたら…とか言い出したりして、
なんで、足を引っ張るようなことをするのか?とモヤモヤしてたんです。
新町自身も未練ありそうだし…。
それがこのドラマの最大の不満点だったので、今回で加入テスト不合格、引退試合という流れで、きっちりケリをつけてくれたので、やれやれ、これでスッキリした…というのが私めの4話の感想です。
TBS 日曜21時
「オールドルーキー」第4話
主演…綾野剛
脚本…福田靖
演出…木村ひさし
高柳社長(反町隆史)は果菜子の女子アナ時代の大ファンなら、夫が新町だというくらい知ってるはずですよね。
深沢(芳根京子)も果菜子が憧れだったみたいですが、なんで今回になって今さら大騒ぎをするのか、違和感がありました。
高柳のはしゃぎぶりはちょっとやりすぎでしたね。演出がおふざけ好きの木村ひさしに替わったからかもしれませんが…
なので、果菜子が申し出た引退試合に会社が全面協力というのは、随分甘い話だなと興ざめしました。
しかし、綾野剛や稲垣来泉の好演もあって、引退試合でパパにサッカーを続けてほしい泉実が、パパの引退を受け入れるシーンは感動しちゃいました。
これでもう新町は本腰入れてスポーツマネジメントをしてくれるんですよね。
ならば今回はマネジメントする本業のエピソードは薄かったですが、良しとします。
今回の評価は…7