私めにとって、このドラマは林遣都、仲野太賀、柄本佑、松岡茉優という若手実力派4人に、脚本の坂元裕二がどんなハイレベルの演技をやらせるかを見るのが第一の楽しみと言えます。
前回は仲野太賀の渾身の泣き演技を堪能しましたが、今回はいよいよ松岡茉優演じる摘木が二重人格であることをはっきり見せ始め、今後への期待感を高めました。
日本テレビ 土曜22時
「初恋の悪魔」第3話
主演…林遣都、仲野太賀
脚本…坂元裕二
演出…塚本連平
これまでは、小鳥(柄本佑)が密かに心を寄せる刑事課の服部(佐久間由衣)を助けるために、捜査会議を鹿浜(林遣都)の家で行ってましたが、
今回は摘木が困っているのを残り3人が助けるというパターンでした。
摘木はスーパーで万引き犯を現行犯で捕まえようとするんですが、そのたびに店内の監視カメラからは死角になっていて証拠にならず、パッグの中にも盗品は入ってないのです。
凶悪犯罪好きの鹿浜は万引きなんかと、バカにして乗り気ではありませんでしたが、摘木に優しいパート頭の下田(松金よね子)が万引き犯をおとりにして社長室から金を横領しているのを暴きました。
今回はエピソードより、摘木に関して馬淵(仲野太賀)の兄(毎熊克哉)の死とも絡んでそうな謎も出てきて、縦筋への興味の方が高まりました。
馬淵は摘木を好きになっていきそうですが、もしも兄を殺したりしていたらショックでしょうね。
摘木の別人格がやったにせよ。
鹿浜の隣人(安田顕)は何者なんですかね？なぜ、鹿浜が監視されていると知ってるんでしょう？
謎がいろいろ深まるばかりです。
今回の評価は…7