前回で新町(綾野剛)がサッカーへの未練を断ち切ってくれたので、かなり見やすくなりました。
それは良いのですが、せっかくスポーツマネジメントという第2の人生に奮闘する主人公を描くには、ちょっと話が甘いというか…
TBS 日曜21時
「オールドルーキー」第5話
主演…綾野剛
脚本…福田靖
演出…木村ひさし
今回は将来有望なフェンシングの選手三咲(當真あみ)を城(中川大志)がマネージメントしたいということで、新町もアシストすることに。
しかし、フェンシングの認知度を上げたいと三咲は願っていますが、至ってマジメで、グラビアやＣＭでニッコリしたり
テレビ番組に出るようなことは、自分にはできないと拒みます。
美女アスリートとかですと、とかくマスメディアはそういう扱いをしますからね。
城もそういうビジュアル推しを狙っていたのに、アテがはずれてしまいます。
高柳社長(反町隆史)もそれでは契約できないと後ろ向きに。
城は諦めかけますが、新町は粘り強く諦めず、三咲の態度を軟化させます。
ま~その展開はいいんですが、今回の城もそうですが、どうもこの会社の同僚たちにスポーツマネジメントのプロフェッショナルさが欠けてるのは気になります。
新町の持ってきた果菜子(榮倉奈々)の弁当にキャーキャー騒ぐとか、どうも緩いんです。
この会社、大丈夫か？って感じで。
せめて高柳社長だけでも…と思っても、果菜子のファンってことでキャラが崩れましたからね。
前回と今回は演出が木村ひさしで、ついおふざけが過ぎます。
もっとスポーツマネジメントについて深めて描いてほしいと願うばかりです。
今回の評価は…7