碓井父娘と離れる覚悟を決めた正樹…「純愛ディソナンス」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛)はやっとキスできましたね。




ダークサイドに堕ちていた正樹は、壁を乗り越える覚悟を決めました。

まだまだ前途多難ですが、それゆえにはかなくも美しいキスシーンでした。





フジテレビ 木曜22時

「純愛ディソナンス」第7話


主演…中島裕翔

脚本…武井彩

演出…木村真人



前回でいろいろ裏の顔が見えた路加(佐藤隆太)と愛菜美(比嘉愛未)





路加が自分に恨みがあり騙したと知った碓井(光石研)はどんな汚い手を使ってもつぶせとご立腹。





路加は自分と手を組まないかと正樹を誘ってきますが、正樹はつっぱね、路加の家族を調べて脅しをかけ、路加が調べていた碓井の不正を取り上げます。




同じように、正樹は路加と通じて自分をおとしめた愛菜美を許さず、




愛菜美の自分への愛情を否定し、離婚届をつきつけます。




愛菜美と生きることにした選択は間違っていたと確信したんですね。

もう言いなりにはならないと、泣きつく愛菜美をつっぱねました。




今回、正樹の変わりようを見せた中島裕翔の演技も良かったですが、




父親から愛情を得られず育った愛菜美の複雑に歪んだ恋愛への向き合い方を、比嘉愛未は感情の揺さぶりの中で垣間見せ、愛菜美も実は虚しく哀れなんだなと感じさせました。




正樹を自分のものにしたつもりでも、心をつかんではいなかったと思い知らされるプロセスに引き込まれましたね。




会社もやめ、結婚も解消し、冴と一緒に行く手を阻む壁を越える覚悟を、冴に伝える海辺のシーンは、まさに純愛でした。




冴の前では正樹は穏やかないい笑顔を見せるんですよね。





この先、2人に襲いかかる試練が気になります。

今回の評価は…8