慎太郎は闇落ちしたのか…「純愛ディソナンス」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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恋愛ドラマにはありがちな事態ですが、主人公とヒロインが愛を貫こうとすると、それは周りの人々を苦しめることにもなるわけで、




今回は、そんな報われない愛菜美(比嘉愛未)と慎太郎(高橋優斗)の苦しみようが印象的な回でした。




フジテレビ 木曜22時

「純愛ディソナンス」第8話


主演…中島裕翔

脚本…大林利江子

演出…土方政人





愛菜美とは離婚するし、碓井(光石研)の会社は辞めると言い出す正樹(中島裕翔)。




しかし、碓井はそれを許そうとせず、離婚するか会社を辞めるかどちらかにしろ!とかムチャなことを言います。




愛菜美の正樹への執着もスゴいものがありますが、碓井も自分の息子(和田正人)がダメだからか、正樹をどうしても辞めさせたくないようです。




正樹は愛菜美との離婚の方を選びます。

4年前に愛菜美に救われたから、大事に思ってきたし、大事な人だからもう嘘はつけない…と言うのです。





それでも碓井は5年は離婚させない、その間に子どもを作れとか言います。




これには愛菜美もキレて、赤ワインを碓井の顔にぶっかけ、私をあなたの駆け引きに使わないで!あなたがそんなだから私はこうなったのよ!と吐き捨てます。




離婚届に署名をし、家族ごっこはもう終わりよ!と言って出ていきます。




路加(佐藤隆太)が言うように、愛菜美は自分も愛せず、他人も愛せないから自分の幸せを壊してしまう…




愛されずに育った不幸が、愛菜美に暗い影を落としているのが際立ってきましたね。





そんな複雑さを比嘉愛未は気高く美しく演じています。





一方、せっかく冴(吉川愛)といい感じになりかけていた慎太郎は、冴と正樹の関係が深まり、当て馬キャラの道をまっしぐらという感じです。




ピュアで冴のことを一途に思うからこそ、正樹の存在が許せず、正樹が勤めることになったピアノ教室の外壁に、誹謗中傷をスプレーで落書きします。

(本当に慎太郎がやったかはまだ分からないが…)




慎太郎までも闇落ちして、冴や正樹に立ちはだかるとなるとまた厄介ですね。




更に、シェアハウスの1人、



今回のこの慎太郎という役で、高橋優斗は演技者としての成長ぶりを見せましたね。




更に、シェアハウスの1人、晴翔(藤原大祐)も、何やらいわくありげで、黒い感情を秘めているようで気になります。




冴にとっては毒母の静(富田靖子)はかなり身体が悪いようですし、冴も正樹もまだまだ前途多難です。





今回の評価は…7