考え方が変わっていく苑子…「個人差あります」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマは異性化という非現実的な現象を通して、性差の枠にとらわれがちな人々の考えを改めて問い直すという深い内容になってきています。




フジテレビ 土曜23時40分

「個人差あります」第6話


主演…夏菜、白洲迅、新川優愛

脚本…ひかわかよ

演出…紙谷楓




また異性化し、見た目が女性になってしまった晶(夏菜)を、両親(螢雪次朗、長野里美)が訪ねてきて、




母親は苑子(新川優愛)と別れてあげるのも愛情だと離婚をすすめます。

こんなことが続くならその方が良いかもと晶は思い始めます。




皮肉なことに異性化により、がんじがらめになりつつある晶にくらべて、




スミレ=澤(大浦龍宇一)と親しくなった苑子は髪型を変えたり、新たに性同一性障害の女性の話を聞いたり、





どんどんと枠に縛られず物事を考えられる人間へと変わりつつあります。





スミレが晶の上司と知ったらどうなるんでしょうね。





切ないのはいまだにリバースの方法が分からないままの真尋(紺野彩夏)で、ガールズバーの同僚を好きになっているのに、異性化のことを言えず、ガールズラブに発展してしまいそうです。


 


夏菜も紺野彩夏も、男っぽい演技がどんどん自然になっていて、2人のやりとりが見どころでもあります。





今回の評価は…7